現在の木造住宅の特徴の一つに
広い「リビング＆ダイニング」を設けます！
ご家族でくつろげる広い空間は、誰しも望まれることです！
これを住宅の構造でみるとどうでしょうか？
木造住宅の構造計算は【壁量計算】で計算され
【耐力壁】が多いと構造的に強いエリアになります！
広い「リビング＆ダイニング」は壁が少ないです。
対して、トイレ・物入れなど壁が多くある部分は
構造的に強くなります！
この図のように、建物には【重心と剛心】があります！
重心は重さの中心で、ほぼ建物の中心部分になります。
剛心は強さの中心なので、多く壁のある部分が中心になります。
広いリビング＆ダイニングを設けると
重心と剛心は大きくズレることになります。
この偏心距離が大きくなる程、地震時に大きな揺れが発生します。
こうならない為には、専用の計算ソフトを使って
耐力壁の壁倍率を計算しつつ、
【重心と剛心】が近づく様に
耐力壁の配置を設計する必要があります！
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