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古民家の耐震診断【動的耐震診断】とは!

以前(一社)岡山県古民家再生協会の代表理事をしていた時

*伝統構法の耐震診断に向いている【動的耐震診断士】の資格を取得して

岡山県内の*伝統構法の建物の診断をしていました!

この【動的耐震診断】について少し解説してゆきます!

   *伝統構法=古民家・社寺建築などの構造の構法:構造計算は「限界耐力計算」

   *在来構法=現在の木造住宅などの構法:構造計算は壁量計算・N値・四分割法

現在あなたが今いる場所は、実は揺れています!

あなたが気づかない程に!

その揺れを、上の写真の【測定器】で計測し

アンプで増幅してパソコンへ送り、専用ソフトで解析する流れが

【動的耐震診断】になります!




写真の様にセッティングします!

これの理にかなっているのが

測定器を地盤と建物の1階・2階にセッティングすることで

地盤の揺れが、建物にどれくらい伝わっているのかが良く分かります!

あまり伝わっていない事は、耐震性がある建物!

逆は耐震性があまりない建物!

・・・・・となります!

更に、耐震改修後、もう一度【動的耐震診断】をして

耐震性の向上を確認することが出来ます!

伝統構法(古民家など)の耐震改修には

上の写真の様な【耐震面格子】をバランス良く設置します!

これは、必ず杉で作ります!

【筋違】は、構造上使ってはいけません!
(伝統構法は揺れて力を逃がします。

 踏ん張る筋違を設けるとそこに地震力が集中しすぎて危険)

解析には【耐震性評価指数】Cを算出して

Cが20以下で十分安全(耐震改修後に20以下を確認)

Cが40を超えるとかなり危険(倒壊のおそれ)

構造のことが良くわからないお客様でも、目視で確認出来るので

伝わりやすいと思います!

以前、岡山県内の某有名旅館(現在空き家)を測定した時は

実にCが200を超えていました!

(とにかく建具のみで仕切られていて、壁がほとんどありません)

さすがに即刻解体する様にお伝えしました!

しかし、この動的耐震診断ですがあくまで民間診断です!

公な建物・工事の診断には、動的よりも

【限界耐力計算】が無難だと思います!

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