パッシブデザインの設計の中で
最も重要な単位に
U値(熱貫流率)があります。
単位はW/㎡K
外部と屋内の温度差が1℃の時
1㎡あたり何Wの熱移動があるかを表す単位になります。
ここで各所の熱貫流率を検証してみると
外壁や床では、結構良い数値0.35~0.45が望めます。
特に天井は、懐スペースがあるので
更に良い数値が望めます。
ここで問題になるのは
窓です。
外壁・天井・床と比べると
国の基準の4.65W/㎡Kでも
10倍以上性能が劣っていることになります。
昔のシングルガラスサッシでは
6.51W/㎡Kなのでそれは寒かった訳です。
上図は、日本で初めてトリプルガラスを作った
トリプルシャノンです。
さすがに良い数値です。
ここで、自由に設計をして
サッシの仕様や断熱材仕様を決めると
良い数値(UA値・Q値)を出すには
サッシや断熱材をかなりハイグレードにしないとなりません。
コストもかかることと思います。
それでまず
「野池式温熱省エネ基本計算ツール」の中の
「窓面積合計計算シート」を使います。
先に希望のQ値やUA値を仮定して
各所のU値を設定して、
そのQ値やUA値になる「窓面積」を算出します。
この内、主たる居室の床面積の20~35%を南の窓面積として
残りを3方の窓面積とします。
高性能を確保しつつコストも抑えられます。
これは、リクシルのレガリスで
U値は世界最高峰です。
ほぼ壁とかわりません。
5重ガラスで、間にはクリプトンガスが注入されています。
但しFIXの様です。
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