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パッシブデザインで最も難しい蓄熱暖房の冬&夏!

蓄熱暖房の冬&夏!

パッシブデザイン自体、

色々な計算が多くとっても大変ですが

中でも最も大変なのが【蓄熱暖房】だと思います

コンクリートやコンクリートブロックなどは

「蓄熱体」と言って熱を蓄熱する性質をもっています!

これを利用します!

冬は、日中太陽が昇って温度が上った際

この「蓄熱体」に熱を蓄熱させて

夕方、外気温が下がってくると

熱は高い方から低い方へ移動するので

蓄熱体の「壁」「土間」から放熱されて

室温が2~3度上昇します!

暖房器具無しの2~3度は体感温度的にはかなり大きいです!
蓄熱暖房と言っって「暖房」がつきますが、にも役立ちます

夏の日中では、屋内の温度を蓄熱して熱を奪ってくれるので、

室温が2~3度下げてくれます!

夕方、外気温が下がってくると、放熱が始まるので

色々な方法で、外部に廃熱します!

また、コンクリートの壁や土間に蓄熱した熱が奥に逃げない様に、

奥側に断熱材が必要になります!(施工方法は難しい)

さらにこの壁や土間の仕上げも重要で、

コンクリートと容積比熱が同じか近いモノに限定されます!

更に大切な事として

これは実際、エナジーZOOで計算したものになりますが

床面積あたりの熱容量が170KJ/㎡K以上確保出来るか

検討して下回ると、「不適合判定」になります!

「不適合判定」では、お金をかけても効果(室温の変化)が期待出来ないことになります!

壁でしたら、CB(コンクリート)+厚み+面積+仕上げ などで数値が変わってきます!

また、エナジーZOOでは、「蓄熱暖房」を使った場合or使わない場合 の

室温の変化も検証出来ます!

更には、「蓄熱暖房」にした場合の施工費のUP額 と

「高熱費」のDN額を比べる事もできます!

同じか、以下なら検討の余地はあると思います!

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