後藤住建のSDGsへの取組
私達の家づくりは、ただ住むための場所をつくることではありません。
そこに住む人がいつまでも幸せに暮らせる環境を、お客様と、協力会社と、
みんなで一緒につくっているのです。
冬も夏も外気温に左右されず快適に過ごせる高い住宅性能。
環境に配慮した自然素材と省エネルギーな家づくりなど、
ご家族の幸せを守る住まいはいろいろあります。
もちろん後藤住建も、そんなお客様の幸せを守るために
これまで118年間真摯に家づくりを続けてきました。
そしてこれからもその心が変わることはありません。
その一環として後藤住建は、国連が提唱する
「SDGs(持続可能な開発目標)」に賛同し、
持続可能な社会の表現に向けて事業を展開していきます。
これまでの後藤住建の家づくりを踏まえ、
取り組むべき課題を考え、解決に向けたサービス展開を
積極的に行い続けていきます。
SDGs(持続可能な開発目標)とは
SDGs(持続可能な開発目標)は、Sustainable Development Goals
の略です。「誰一人残さない(leave no one behind)」持続可能で
多様性と包摂性のある社会の実現のため、17のゴール・169のターゲット
から構成された国際目標のことをいいます。
2015年9月の国連サミットで採択され、2030年を年限とします。
SDGsは発展途上国のみならず、先進国自身が取り組むユニバーサル
(普遍的)なものであり、日本としても積極的に取り組んでいます。
私たちはこれまで培ってきた技術力をベースにした「高断熱・高気密の家づくり」を行っています。冬も夏も住宅内の温度差がない室内環境をつくることで、急激な温度変化によるヒートショックを防ぎ、一年中快適で安全な保湿環境が実現できます。そして、高性能でありながらも無垢材などの自然素材をふんだんに取り入れ、体にいい住環境をつくります。
私たちは、津山市での気候風土に適した高性能住宅の建設を通して、津山市での省エネルギー住宅の普及に努めています。「ご家族の健康を守り、快適で安心な暮らしをご提供したい」そのために住宅の「性能」に徹底してこだわります。全棟性能計算・気密測定を行い、C値(気密性能)0.5㎠/㎡以下を約束、エネルギー消費の少ない高性能住宅を提供しています。
私たちは地域の工務店として、家づくりを通した地域貢献を目指しています。大工の技術不足が叫ばれて久しい建築業界において、弊社では社寺建築や文化財復元を通して、(現在130ヶ寺施工)日本の伝統技術を後世に継承し育成しています。また、建材はメーカーの大量生産品に頼るだけではなく、重伝建の工事を通して、建具職人・左官職人の手仕事を残した家づくりをしています。伝統技術の継承と持続可能な木造住宅の開発・普及に努めていきます。
家づくりは、街並みをつくることだと考えています。地域の素材を使い、街並みに合った住宅デザイン、そして高性能住宅を地域の職人とつくることにより、地域に素材の価値と仕事を広げていきます。私たちのみならず、住まいのプロのみんながこのような家づくりができれば、地域の価値はより向上するものと考えます。
私たちは家づくりにおいて、岡山県の地域木材をセレクトして地産地消に努めています。構造材梁桁はすべて県産材の地松を採用、柱・土台等は県産の桧の無垢材を使っています。左官材として岡山県の土を使った<なごみ土><なごみ三和土><なごみ漆喰>の県北代理店を営み、岡山ならではの家づくりに活用しています。
日本の森林資源は年々増え続けています。成長した木をタイミングよく伐採し、建築材料として使い、苗木を植える。そうすることで未来につながる森林の持続可能なサイクルが保たれます。地域材を使うということは、海外から材料を調達する場合にかかる輸送によるCO2も削減することができます。
私たちは、津山市という5地域だからこそ得ることができた高性能・高断熱・技術力のある家づくりのノウハウを同業社と共に勉強会を開催しています。そうすることで、私たちのお客様以外にも世の中にたくさん良い住宅を普及させることが出来、豊かな暮らしが増えると考えております。