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山陽新聞「企業紹介」

古材生かした住宅提案

1905(明治38)年に創業した老舗の建設会社。

江戸時代の城下町の街並みが残る津山市城東地区(国重要伝統的建造物群保存地区)に
本社を構える。


もともとは材木商で、昭和40年代に住宅の新築やリフォームへ乗り出した。

社寺建築も得意分野で、これまでに手掛けたのは、
法然上人ゆかりの誕生寺(岡山県久米南町)阿弥陀堂の新築や、
津山藩主森家の菩提寺・本源寺(津山市)の初代願主らを祭る御霊家の修復など、
国、県指定の重要文化財を含めて100カ所を超える。

同市内で開かれる秋祭りのだんじりの修理も請け負う。


こうしたノウハウを生かして力を入れているのが、
解体した木造家屋から取り出した古材を利用した住宅の建築。


「鉄やコンクリートは完成した瞬間に劣化が始まるが、
木は時間とともに炭素量が増して強度が上がる。
建築資材として活用しないともったいない」