寒暖に適合した住まいの基本は、自然の風や光、熱を取り込み、それらを最大限に活かす、断熱と気密にあります。断熱と気密の関係性を高めることで、冷暖房をはじめとした消費エネルギーの削減につながり、さらには環境にも家計にもやさしくなるのです。
ヒートショックとは、急激な温度変化によって身体が受ける影響のことです。健康的で快適な生活を送るためは、建物内の温度を24時間一定に保ち、ヒートショックを抑制することが必要不可欠です。
結露の正体は空気中の水蒸気です。水蒸気は、カビの発生やダニの生息などの温床となるため、健康にも悪影響を及ぼします。調湿機能のある木をふんだんに使用した室内なら、結露が生じにくく快適な環境を保ちます。
壁の断熱材は、健康と安全を考慮し、防火性、防音性、防虫性をはじめ、気密性にも優れているため、光熱費の節約も期待できます。
暖房熱の最大の逃げ道は、窓です。窓から室内の熱を逃げにくくし、快適な室内環境にするために有効なのが、ペアガラスの採用です。
Low-Eガラス(Low-E=Low Emissivity)は、低放射ガラスを意味し、一般的な1枚ガラスの放射率が0.85程度なのに対して、Low-Eガラスは放射率が0.1以下になります。この放射率が低いほど赤外線を反射させ、熱を通しません。
ペアガラスとは、ガラスを二重にしたものです。熱伝導率の低い乾燥した空気を、2枚のガラスの間に密閉しすることで、断熱性を高めています。また、結露しにくいのも特徴です。ガラスの断熱性が高ければ冷暖房の効きも良いため、省エネ効果も期待できます。